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解答解説・添削指導のクオリティ

このページでは、実際の授業や添削指導でお渡ししているものと同じレベルの解答解説サンプルをご紹介します。

 授業で扱う看護学部・リハビリテーション学部の入試問題の解答解説は、受講生の学習効果を守るため公開していませんその代わりに、医学部入試対策で実際に授業で用いている解答解説をご紹介しています。

 実際の授業では、看護学部・リハビリテーション学部の入試問題や、他学部の類似問題・応用問題を用いて、同じクオリティの解答解説を計4回の講義で扱います。さらに、授業終了後にある計4回の添削指導でも、同様のクオリティでコメントと解答解説をお返しします。

(サンプル)近畿大学 医学部 令和7年 推薦入試

問.

 「主体的・対話的で深い学び」について、具体的な経験を挙げ、その中でどのように主体的に学び、対話を通じて理解を深めたかを説明してください。また、「主体的・対話的で深い学び」が医学生にとってどのような意味をもつかを述べてください。(400字以内)

A

模範解答例

 野球部のマネージャーとしてチームの勝利のために題意の学びを深めた。具体的には、対戦相手の弱点を研究するだけでは満足せず、プロの選手が採用している食トレやイメトレ等を何日もかけて自力で調べ、また、それを監督やコーチ、先輩・後輩らと一緒に話し合う日々を送った。結果的に、自身の視野を広げると同時にチームの勝利に貢献できた。独りよがりでも他力本願でもない、主体的かつ対話的な学びが同時に試されたのである。

 上記の学びは、より多くのことを知ろうとする向学心の向上と、他者との協働作業を通じて育まれるコミュニケーション能力の向上とを、それぞれ意味すると考えられる。現代の医療技術の高度化は、最新の医療の修得によって一人でも多くの患者を救うことを目指し、そしてそれは、他の専門職との適切な連携を通じて可能となる。向学心を携え医学を学びつつチーム医療を適切に行える医師となるために、上記の学びのもつ意味は大きい。​

​                                   (400字)

​解答解説
【 ポイント1:設問文の“作り”から“解答内容”を決定しよう 】

 

 問われていることは「1.具体的な経験」と、「2.医学生にとってそれが意味するもの」の、“2つ”。

 ポイントは「“2つ目”の内容が書きやすくなるような内容」から逆算して「“1つ目”の内容」を決定することです。何も考えずに順番通り“1つ目”を書いて“2つ目”でペンが止まっちゃった……というのは避けたいところ。

 

                          設問文を最後まで読み通してから、「出題意図」と「解答内容」を考える!

 

こうした思考回路は設問が2つに分かれている大学、特に兵庫医科大(医)で効果を発揮します。

 

   そもそも今回の設問の“メイン”は、1つ目の「経験それ自体」ではなく、2つ目の「医学生にとって意味するもの」であるはず。そうした視点で設問文を眺めるクセを、小論文に限らず大学受験という“点取りゲーム”ではつけておきましょう。

【 ポイント2:“現代医療の特徴”から“意味するもの”を逆算しよう 】

 

 さて、内容ですが、「主体的・対話的」…おそらく近大サイドとしては、入学後の“PBL(問題解決型学習)”がイメージにあるのでしょう。が、それに関する知識の有無を問うてる設問ではありません。「主体的→個人プレイ」/「対話的→チームプレイといった二項対立の意識で構成できれば十分です。また、近大お約束の“字数と時間の短さ”を考えたら、内容の深さや奥行きに神経質になる必要はありません。

 何よりも重要なのは、「医学生」を、現代医療にたずさわらんとする医学生」に読み替えるという視点。これがないと抽象論に終わり、低評価になりかねません。授業で講じた「現代医療の特徴」を今すぐチェック!

 

 というわけで、授業で散々やってきた思考回路ですが、今回は典型的な設問。それさえ見抜ければ、結局は令和5年度のものと同様の設問であることに気付けます。

 なお、滋賀医科大なんかでもよく使うアプローチゆえ、滋賀医志望者は必ず反応できるようにしてください。
 

​添削指導について

 実際の生徒さんの答案や添削内容は、授業の公平性や受講生との関係性を守るため、このページでは公開していません。ただし、授業後の添削指導では、誤字脱字のチェックで済ませるのではなく、内容面での弱点を具体的に指摘し、「どのように書き換えればよいか」という修正案まで加筆したうえで、一人ひとりの答案にコメントと解答解説をお返ししています。

 “ここ、もう少し具体的に”・“ここ、根拠が弱いです”…といった朱筆だけで片づけない、「合格答案に昇華させる添削」を行うのが当予備校の特徴。添削のたびに自身のレベルが瞬時に上がっていくのを実感していただければと思います。

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